
<PCテスト>
新しい日記のテスト。
今日の外来で、明後日の入院が決まった。
またコソコソと隠れて、日記を更新するつもり。
新しい病棟になったから、今度はコンセントがあるかどうか心配だ。
充電出来なくちゃ、意味ないもんね。
今度の入院のコンセプトは「減らせ!薬と体重!!」
<キチガイ病棟入院実況中継日記!>
今日から入院。
改装された真新しい個室。トイレ付。
これで個室料金かからないって天国〜。
でも七月からは個室料金かかるようになるんだって。
その直前入院。
朝十時に来て、母と彼氏と一緒に病棟へ。
まだ改装工事中だから、今どこにいるのかわからない状態。
昼ご飯は三人でデニーズで食事。
それから病棟に戻って、私の担当のナースさん松橋さんによる問診あり。
あんまり、母と彼氏の前で詳しい病状を聞かれたくないなあと思ってたんだけど、軽い質問の「夜は眠れるのか?」とか「食事はとれてるか?」とかだったので、気を使わなくて良かった。
その後、母と彼氏は帰ってしまって、一人っきり。
そうなると、周りの改装工事の音がうるさくて参った…。
三時にはお風呂に入った。
火木土の三時から五時までなんだって。
週三回はともかく、二時間だけとか制限つき。
夕ご飯は五時四十分。四十五分に廊下に出てみると、すでに食べ終わった食器とかあるし。
みんな早いなあ。
自分一人の部屋で、もそもそと食べる。
まあ普段から、食事中は、あんまり喋らないし、食べるのも早いんだけどね。
たった5分の食事っていうのも味気無いね。
家族の暖かみがわかるよね。
暇な時間は持ち込んだ大量の漫画と本で、時間潰しできる。
まだ一日目だから、あんまり暇でもないけどさ。
久しぶりにノートの日記書いたりして、懐かしい思いもした。
そういえば、我がタカコ先生は入院を、仕事が始まる直前まで延ばす気なようだ。
ええっ!と、診察のとき、母と二人でびっくりした。
タカコ先生は人の財布の中身までは知ろうとはしてくださらない。
こら〜!入院費は誰が払うと思ってる?
まあ二週間で出ますけどね〜。
<暇…>
わかっていたことなんだが、暇だ。
何もすることがない。
ひたすら漫画と本を読んでいるしかない。
今日は彼氏も暇してるはずだけど、来てくれなかった。
まあ、遠いしね。
去年の入院の時みたいに、私が弱ってるわけでもないしね。
むしろ元気。
薬も減らしてくれてる。
母が先生に「子供産むのに、今の薬で大丈夫なんですか?」と、ストレートな疑問をぶつけたおかげ。
やっぱり影響あるらしい。
しかも、特に眠剤に。
眠剤かあ…一番減らしたくないところにキタか。
子供…欲しいけど…不眠に耐えられるかな…
暇潰しに誰かとお友達になるっていう手もあるが、喫煙所以外に外に出ないし、何故か50代以上の人しかいない感じ。
前の病院では若い人ばかりだったのにな。
ここは年取ってる人が多い。
なんでそういう差が出るんだろう?
2005年に入院した時はボケ老人ばっかりだった。
あの時は閉鎖病棟だったからっていうのもあるんだけどさ。
お友達になれそうな人は誰もいない。
精神病の人って、すぐわかる。
やっぱりどこかズレている。
私もそうなんだろうな。
どこかズレている。
普通にバイト行ってるけど、やっぱりどこか変なんだろうな。
バイト先の人は「deeさんって面白いわね」とか言ってくれるけど、それはやっぱりどこか変だからなんだろう。
暇だと、いろんなことを考える。
そういえば、二時くらいに、甘いものが食べたくなって、売店でドラ焼きを買って食べたら、また吐いちゃった…。
昨日から、カロリー少ないもんだから、高カロリーには、体がついてこないみたいだ。
<お見舞い@>
今日は午前中に検査で、工事中のわけのわからない病院内を上ったり降りたりしながら、延々歩く。
午後は彼氏がお見舞いに来てくれた。
本当は13時には着くってメール来てたから、わくわく待ってたら、13時にメールが来て、「今から出る、わりー」とのこと。
寝ちゃったらしい…
緊張感がない!
と、彼氏を責めるのも酷なのかな。
私が自己中なのかな。わがままなのかな。
でも差し入れのヨーグルトを持って来てくれたし、頼んでおいた髪止めも持ってきてくれた。
あんまり部屋から出ないから、散歩でもしようかと、病院の裏手の川べりを歩こうとしたら、暑いから嫌だと言って、すぐにリタイア。
その代わり、ホールにあるオセロをやった。
私の負け…。
ワンデニ。(デニーズを奢ること)
トランプ。ポーカーの五回勝負。
私の負け…。
ツーデニ。
今回の入院で、すぐに部屋が空いて入れるかどうかというのも、賭けをして、すぐ入れたから、彼氏の勝ち。ワンデニ。
なので、合計してスリーデニ、負けてる。
悔しいなあ。
今日は珍しく、夜ご飯の後、喫煙所に居座って、他の患者さん同士で長い話をしていた。
主にゴトウさんが話してたのを聞いてるだけなんだけどね。
後、今日入ったらしき女の人の話。
前の病院ではすごく厳しかったらしい。
携帯はもちろん、ライターもだめだって!
ここも、2005年に入院したときは、厳しく荷物検査されたけどね。
それ以上のとこがあるとは…!
その女の人はライターが持ってるの見つかって強制退院だって!
厳しい〜。
人と話してたから、気持ちが高ぶって寝ムレなさゲ。
しかも一週間遅れできた生理のせいかも…。
いつものように、いらいらする代わりに、なんか人恋しい。
明日は昼ご飯は、ママと彼氏と一緒に外に出る。
楽しみだな。
<お見舞いA>
朝、ご飯ですよ〜と起こされるまで、起きなかった。
ちょー熟睡してた。
もう不眠じゃないよね。
まあ薬のおかげなんだけど。
起き抜けだったので、朝食はパス。
一口も食べられなかった。
その代わり、持ち込んでるヨーグルトを食べた。
午前中は、またゴトウさんと話してた。
何話してたかは不明。相変わらず、午前中の記憶はない。
11時半頃メールが来て、これから出発とのこと。
ちょうど12時頃に到着。
彼氏と母が来てくれた。
母は手続きに行って、彼氏と二人で、外の喫煙所で待ってた。
またいろいろ足りない物持ってきてくれた。
荷物がどんどん増えて、退院の時には大変だろうな…
まあ待望の生理も来たし、その分はへるけどさ。
それから、車でデニーズに行った。
病院じゃあ食べられない物を頼んだけど、見るからに高カロリー。
量も質も質素な病院食とは大違い。
カラフルなカロリー満載の食事。
エビとアボガドのドリアを頼んだけど、半分しか食べられなかった。
その後、カラオケに行った。
一時間半。
母はいつも一緒に行きたがるのに、いつもあんまり歌わない。
宴会があったときのための練習程度。
それから、病院に戻って、少し話でもと思ったら、「ママ、車で待ってるから」と言った。
ええっ!来てくれないの?と、思ったけど、言えずに彼氏と病室に戻った。
彼氏に少しごねたけど、もう夕方だし、母も買い物もあるし、帰らないとって。
寂しい。
一人になって、ノート日記書いて、夕ご飯。
全然お腹減らない。
なので、餃子定食だったけど、四分の一くらいでやめておいた。
その後、喫煙所仲間と話してた。
今、話題沸騰のハセガワさんの話。
まあ図々しいオバサン。
しかも、おせっかい。無駄に世話焼き。
何でも口出してくる。
人が話してるのに、歌い出す。
夜になると、ガラスばりの喫煙所から見えるテレビと話す。
もう、うるさい。
まだ入ったばかりのマツモトさんと同室なんだけど、マツモトさんもキレてる。
部屋でラジカセで音楽聞くわ、イビキはうるさいわ、おならはするわ、でっかい一人ごと言うわで最悪らしい。
今も喫煙所ではバトルが繰り広げられている。
喫煙所にいると、そんなこんなで、楽しいことになってる。
みんな、マジムカついてるけど、私的には見てて、面白い。
さあ、明日から平日。
見舞い客も減って、この静かな病棟で何が起こるのか!?
<次は私?>
今日の朝は六時半の確認で起こされた。
昨日から暖房を25度に設定してもらったんだが、暑くて、片足だけベッドから落ちてた格好で寝てた。
カッコワル…
午前中は寝てた。
全然眠剤抜けなくて、ぐっすり眠ってしまった。
次に起こされたのは、お昼ご飯。
寝起きは食欲ないっつの。
まあ、寝てた私が悪いんだけど。
午後は買い物に、歩いて出た。
外が暑くて、びっくりした。
母が半袖持っていこうか?と聞いたわけがわかった。
でも、病院内は寒いんだもの。
今日は彼氏が地元に帰る日。
出発の前に電話で話した。
今日は喫煙所仲間の子達が、次々具合悪くなって倒れてた。
ゴトウさん(男)は、次辺りdeeさんじゃないの?とか不吉なことを言っていた。
このゴトウさん(男)は、一番話す。
喫煙所仲間だし、話好きだし、人当たりもいい。
しかし、基本自分のことしか喋らない。
多分、二か月いるらしいから、学んだんだろう。
地雷を踏まないためには、他人に余計なことを聞いちゃダメなんだって。
でも、私は大丈夫だもん。
休養入院だもの。
薬の処方を相談する入院だもの。
具合悪くなったりしないもん。
一日を通して、よく話すゴトウさんだけど、今週の金曜日には退院だって。
この人いなくなると、寂しくなるな…
<お見舞いB>
朝起きたらメールが来てて、幼馴染みーズのSが、見舞いに来てくれるとのこと。
午後一で腹部エコーの検査があるので、それだけ伝えておいた。
午前中に脳波の検査をうけて、頭がベトベトになった。
昼ご飯はお預けで、少し寝てて、一時過ぎにお迎えが来た。
またいっぱい歩いて、検査室に。
二十分くらいで終わった。
友達から三時前に着くとのメール。
喫煙所で次のメールを待ってたら、いきなり現れた。
びっくり。
きっと、工事中だからわからないよ〜というメールが来るかと思っていたから。
芍薬のブーケとリクエストしてたケーキを持ってきてくれた。
今日の昼ご飯も吐いてしまったんだけど、ケーキはおいしくいただいた。
途中、風呂に入ったり、夕ご飯食べたりしながら、面会時間終了の七時まで、いてくれた。
わざわざ、こんな僻地まで、見舞いに来てくれてありがとう。
いつも見放さずに、付き合ってくれてありがとう。帰りのテールランプを見ながら、小さく手を振った。
<一日中>
昨日に引き続き、今日も一日中、喫煙所でタバコ吸いながら、人間観察。
私は、比較的軽症なB棟の1Fにいる。
上の階に行くほど、ディ〜プになってゆく。
うちの喫煙所には、違う階の人もくるし、棟の違う人もくる。
外への通り道なのだ。
見てて飽きない。
専ら聞き役だけど、たまに私のことも言われる。
ハーモニカ吹くおじいちゃんが三階にいるんだけど、よく話す。
「deeちゃんは、人に合わせるタイプだ。A型だな」とかね。
夕飯前にタカコ先生に会った。
ゴトウさんと三人で立ち話。
医療漫画について話した。
ついでに、私のこと忘れられないように、
「来週、退院していいでしょ?」と聞いておいた。
そしたら、来週は後半に学会に行くそうでいないと言う。
えぇ!と驚くと、いなくても退院出来るように手配してくれるらしい。
良かった。
ちゃんと手帳に書き込んでくれてた。
これで安心。
今回の入院では、書きたいことが、山盛りあるが、携帯では書ききれない。
本当に残念だ。
今、パソコンがあったら、まさに実況中継のように、生き生きとしたキチガイ病棟が書けるのにな。
一週間で一キロ痩せた。
今では、毎食吐いてしまっている。
いくら、太りたくないと言っても、やり過ぎなくらいだ。
明日から気をつけよう。
吐くよりも、食べないこと。
胃を小さくすれば、痩せられる。
しかし、こんだけ頑張ってるのに、体重の減り方がイマイチ。
食べてないから、うんこも出ない。
今日、浣腸されてしまった。
しかし水だけ出て、全く出ず…
下剤を強くしていく方向。
それでも出なければ、また明日浣腸…
嫌だあ!
コーラックを間違えて持って帰ってもらっちゃったから使えないし。
うんこが出たら、もう一キロくらいは痩せられるだろうな。
<お見舞いC>
今日は一日中喫煙所でタバコ吸いながら、コーヒーを飲んで、人間観察をしていた。
一日中、人が入れ替わり立ち替わり。
なんだか暇を感じない、この病院は。
他の階の人もくるし、楽しい。
ハーモニカ吹くおじいちゃんやら、将棋の段もち対決だとか、男に対して、精神攻撃をするおばちゃんだとか、調子が悪い落ち気味の女の子や、胃潰瘍持ちの女性やら…
夕方には、仕事帰りのママンが来てくれて、またお菓子満載のおみやげ。
朝のヨーグルトも欠かさずにね。
昨日、友達がもってきてくれた花にさす花瓶を持ってきてくれた。
母は私の生きる希望。
いなくなったらどうしよう。
母が死んだら、私も死のう。
<巻き込まれる>
お隣りさんのゴトウさんが退院していった。
午前中、手続きをして、電話番号など交換して、旅だっていった。
喫煙所仲間では一番話す人だったので残念。
まあ来週には私も退院するけどね。
今日も一日中喫煙所で人間観察。
いろんな人が通り過ぎてゆく。
ヘビースモーカーのハセガワさん(51女)と、一日中一緒にいる感じ。
喫煙所仲間のマツモトさん(31女)が、自転車で買い物に行ったが、市販の眠剤買って12錠飲んでビールまで飲んできたらしい。
病院から安定剤も、もらって飲んで、だんだん効いてきて、情緒不安定になってきた。
キンチュウ打たれたいと言うので、ナースステーションで暴れてきたら?と言ったら、それじゃ保護室に入れられてしまうから嫌だと言う。
ならば、電波が飛んで来て、悪い考えが入り込んでしまう〜とか言ってみれば?と言ったら、マジそのまま言ったらしくて、先生まで出てきてしまった。
まずい。
またやってしまった…
悪い知恵を貸してしまった。
そのうち、本当に声が聞こえてくるような気がするとか言い始めるし。
完全に自己暗示だわ。
喫煙所でカズちゃん(38女)と二人なって、テレビの天気予報を見てた。
明日の天気だ、と私が言うと、カズちゃんが立ち上がって見ようとした。
そしたら、その態勢のまま、立ち暗みで倒れてしまった。
びっくりした。
大丈夫!?と手を貸したら、ナースさんが飛んで来て、助けてくれた。
彼氏とメールしてた。
地元に里帰りしていて、うちに戻ってくる新幹線の中。
昨日の夜、眠剤飲んでラリって10時過ぎに、ベッドの中から電話したんだった。
しかも何話したか、まるで覚えてない。
今少し話したい、とメールしたら、すぐに電話かかってきて、話した。
昨日は寂しい寂しいと言っていたらしい。
早く帰ってきてくれないと死ぬとか言っていたらしい…
全然覚えてない…
だから、今日中に帰ろうと、新幹線に乗ってるんだって。
やったあ!明日は会える!
それだけで安心出来る。
早く会いたい。
そはにいてほしい。
離れてわかる、人の有り難さ。
彼氏のお母さんからも、メールをいただいた。
ゆっくり休んで、また会いましょう、というメールの内容。
ほんとに有り難い。
愛されてるって幸せなこと。
贅沢なこと。
有り難いこと。
<お見舞いD>
彼氏が見舞いに来てくれた。
また喫煙所で人間観察してたら、午後に現れた。
しかも最初から怒り口調。
なんか地元に里帰りしてたら、口悪くなって戻ってきた感じ。
眠剤飲んでから、電話したから、あんまり覚えてないんだけど、もう絶対に吐かないと言ったらしい。
だけど、今日のご飯も吐いてしまったので、更に怒られた。
今日の夕飯からは、絶対に吐かないと言った。
うん、吐かないぞ。
吐き癖ついたら、なんのための入院したのかわからなくなっちゃう。
まあ、最初からコンセプトは「減らせ!薬と体重」だったから、どちらも、うまくいっている。
だが、吐いて痩せたんじゃいけない。
しかも、人間観察のために、タバコの量が半端なく増えてるし。
いかんいかん。
ちゃんと注意してくれた彼氏に感謝しなきゃ。
でも、タバコはやめられない…
<お見舞いE>
朝から、やっぱり喫煙所で人間観察。
他にやることないね。
お昼ご飯、家族と食べるからいりませんって言ってあったのに、また私の分も用意してあった。
全くもう…
お昼ご飯は、母と彼氏と三人で、デニーズ。
サラダとパン食べてお腹いっぱい。
それからカラオケ行った。
病棟に戻って、部屋で少し話した。
もう退院は木曜日になる。
昨日の夕方に先生が、ナースステーションで言ってた。
だからもう不要なものを、少し持って帰ってもらった。
二人が帰っていった後、また喫煙所にいた。
マツモトさんが市販の眠剤飲んでラリってた。
ほんと、この人を見てると、前に入院してた病院のことを思いだす。
病院のルールから、はずれたことをやらかしては、ナースさんや先生を困らせる。
隠し持った眠剤飲んでラリってみたり、リスカしてみたり、酒飲んでみたり。
そんなんじゃ、よくなるわけないのにね。
サトウさんは喫煙所で、つらそうな顔してるから、抱き締めてあげたら、お母さーん!と言いながら、泣いていた。
かわいそうに。
でも、ハセガワさんが、こんな事で泣くんじゃない!と、叱っていた。
サトウさんは、子供がいて、施設に預けられているという。
子供に会いたくて、お母さんに会いたくて、泣きじゃくってしまうのだ。
ハセガワさんは、母たるものは簡単に泣くもんじゃないって叱っていた。
泣いてるのに、苦しいのに、叱っていた。
あんまりなんじゃないかと思ったけど、黙ってた。
子供を持たない私にはわからない。
<対決とお見舞いF>
今日は朝から、怪しい雲行きの雰囲気。
どうも、昨日の夜中に喫煙所で騒ぎがあったらしい。
マツモトさん(31女)とハセガワさん(51女)が、喫煙所で喧嘩になったらしい。
ハセガワさん(51女)によると、マツモトさん(31女)がいきなりラリってドアを蹴飛ばしてたという。
マツモトさん(31女)によると、ハセガワさん(51女)が、話しかけても、しかとするから灰皿の台を一回蹴飛ばしてたという。
なんだかよくわからないけど、遂に対決になったようだ。
夕方に同じ喫煙所にいるから、てっきり仲直りしたのかと思ったら、また大喧嘩勃発。
私は二人の真ん中にいたので、逃げられない。
というか、ちょっと面白い。
邪魔なんだよ!クソババア!とか、マツモトさんは血気盛ん。
ハセガワさんはじっと睨んだり、タバコ投げ付けられて、ああばっちいとか言いつつ、これみよがしにゴミ払う真似をして挑発する。
ハーモニカおじさんのミヤケさんが、やめろやめろと間に入るが、そのまま出ていった。
それで、ナースさんを呼んでくれたようで、ナースさんが入ってきて、収めてくれた。
そんなことがあって、もうすぐ退院なのに、喫煙所が今大変空気が悪い。
夕飯食べて、タバコ吸って、もう一回出ようとしたところ、親友Uとばったり出会った。
びっくり。
遠路はるばるこんなとこまで来てくれた。
ダリアの花とマカロンを差し入れしてくれた。
友達に会って、すごくホッとした。
ありのままの私でいていい時間。
そんな時間を私にくれた。
一時間弱の訪問だったけど、すごく嬉しかった。
会って、すごく痩せた感じだったのに、体重計量りに行ったら、私のほうが、軽かった。
私は自分で思ってる以上に痩せたのかもしれない。
二人でマカロン食べて、お喋りした。
楽しかった。
ありがとう。ありがとう。
<波紋>
マツモトさん(31女)とハセガワさん(51女)との対決が、波紋を広げている。
ハセガワさんから受けた精神的損害を訴える声があちこちであがっているようだ。
ハセガワさんは、あたかも医者かナースさんのように、人に説教したり、一言多かったり、世話好きがこうじて、おせっかいのアリガタ迷惑なのだ。
それが、みんなのカンに触って怒らせる。
幸運にも、私は被害を被っていないし、個室だし、喫煙所にいても何かされたり、言われたりしたことはない。
夕方、ハセガワさんを駆逐する会の女性三人が、休憩にタバコを吸いに来たナースさん(男)に詰め寄った。
ハセガワさんを別の病棟に移せ!
ハセガワさんの悪口を言い募った。
そこへハタケヤマさん(56男)が入ってきて、ハセガワさんを野放しにするな!と演説を始めた。
ただ感情論をぶつける女と違って、切々と右翼の宣伝カーよろしく、演説をぶった。
ハセガワさんをどうにかしないスタッフならいらない!とまで言っていた。
私は終始黙って聞いていた。
そしたら、皆が去った後の喫煙所で、ハタケヤマさん(56男)は、あなたは偉い、賢い、ただ感情論の悪口を言う女性陣と違って、終始黙って聞いていた、その悟りに惚れました、と言われた。
いや、言うことがないだけです。
私はどっちの味方に着く気もなく、感情がないだけです。
そんな夕ご飯後、ハタケヤマさんから、惚れた証です、とパックの苺をもらった。
どーもありがとさん。
部屋に籠って、メールを打っていたところ、また叫び声が上がった。
またマツモトさんか…と思って、見に行ってみれば案の定。
喫煙所で、ハセガワさんVSマツモトさんで、マツモトさんが血気盛んに怒鳴っている。
同じく、叫び声に反応して出てきたサトウさん(35女)が、「怖いよ…」と泣きそう。
私は大丈夫だよ、と言って抱き締めてあげた。
ナースさんにも助けを求めたけど、ここのナースさんは何もケアしてくれないので、サトウさん(35女)を、私がずっと宥めていた。
あーあ、いつまで続くのかな…
明後日、退院するからまだいいけど、サトウさんが心配だな。
<最後のお見舞いG>
午前中はダルくて寝てた。
入院ラストデー。
午後もダルくて寝てたら、突然彼氏登場!
最後の見舞いに来てくれた。
嬉しかった。
いつでも、私にサプライズをくれる。
私も彼氏もなんかダルくって、病院のシングルベッドで、二人でお昼寝。
個室で良かった。
夕ご飯までいてくれて、また私の残した夕ご飯まで食べてくれた。
荷造りしてあった、大きいバッグ二個、持って帰ってもらった。
ありがとう。
明日また迎えに来てくれる。
早く彼氏とママのいる。私の居場所に帰りたい。
<退院>
朝、四時半に起きてしまった。
でもグダグダしてて、六時過ぎに起きた。
朝の喫煙所。
人がいっぱい。
朝のミルクティーを飲みながらタバコ。
みんなに「退院おめでとう!元気でね!」と言われながら。
私も寝起きと睡眠不足でボーっとしながらも「ありがとう」と言っていた。
朝ご飯食べて、薬を飲んで喫煙所に入り浸り。
最後だからね。
デカイ体とデカイ声の歯無しのユウジロウさんが歌を歌ってたり、
将棋好きの議論口調のハタケヤマさんと話したり。
やっと10時半になって、彼氏が現れた。
キターと思って走ってった。ワンワン!!
まずは荷物を車に運んだ。
雨ふりで、駐車場が舗装されてないもんだから、びちゃびちゃ。
事務所で退院手続き。
彼氏が全部してくれた。
後は病棟で薬を貰うだけ。
そしたら、マツモトさん(31女)が寄って来て、
「ぴゃんさん、セキ薬局まで連れてってくれない?」と言ってきた。
「いいよー」と言った。
セキ薬局は雨さえ降っていなければ、自転車借りて10分くらいのところなんだけどね。
雨降ってるから、乗せてってくれとのこと。
まあ、仲良くしてくれたし、そのくらいはね。
薬が出てくるのを、待ってたら、何人かの人にお別れを言われた。
ありがとうね。
いろいろ問題のあったハセガワさん(51女)も、握手を求めてきた。
「ハセガワさんも頑張ってね」と言っておいた。
まあ、私は被害が無かったから、こんな平和な一言も言える。
それから、彼氏と合流してマツモトさんを乗せてセキ薬局へ。
マツモトさんが買い物してくるのを待った。
マツモトさんは、私のこと、「彼氏の前だと明るいね」と言っていた。
そうかしら?
彼女を病院まで送って、電話番号の交換をしてサヨナラした。
さあ、コレでホントに解放された!
自由だ!!
地元のほうのデニーズに行って、賭けで負けたワンデニを消費。
久しぶりにカロリーを気にせずにオムライスを食べた。
でもきっと後で苦しくなって後悔するので、腹七分目でやめといた。
家に戻って、自分の部屋へ。
わあい!自分のベッドだぁぁあい!!
と、御昼寝をするその前に。
彼氏と二人で美容院へ行った。
明後日のラルクライブに向けて。
明日にすると、また気持ちが挫けてしまうような気がしたので、
今日に無理にでも行っておいた。
美容院、キライなんだよねー。
話しかけられるのも、髪を触られるのもダイキライ。
でも、もうボサボサで手がつけられないので、我慢して行った。
サラッサラの髪になった。
迎えに来てくれて手続きもしてくれて、美容院にまで連れてってくれた彼氏に感謝!
ありがとう!
さて、いよいよ御昼寝タイム。
短い時間で、強烈な色合いの夢を見た。
早速、夢日記をつけた。
もうママが帰っていたので、「ただいま〜」「おかえり〜」と言って抱き合った。
パパが帰ってきて、退院祝いのケーキを買ってきていた。
ありがとう!パパ、ママ!
家族の夕飯。
もう食べ物を捨てなくていい。
自分の食べる分だけ取ればいい。
おいしいよ、ママ。
入院って、家族の有難さがよくわかる。
いろいろあったけど、濃い二週間だった。
お疲れ様、自分。
やっと春を乗り越えたね。
これで終わりさ、何もかも。
クワイエットルームにようこそ。
これにて終了。
二度と戻らないよ。今度こそ。
サヨナラ、危痴害病棟。