ショートストーリー/7 (3/29/2002)
「人生の中のちょっと迷う選択」
夜10時半。バス停の前に立つ私。
バスはあと10分ちょっとで来る。
でも、私の家までは歩いても12,3分なのだ。
ただ坂がキツイので、バスに乗る。
寒いし、待つかどうか迷った。
しかし。そうだ。
煙草とお酒が無い。ついでにお菓子も欲しい。
バスに乗ってしまうとコンビニには寄れない。
でも、楽に帰れる。
むむうううううう。
私はきびすを返してコンビニに向かった。
お気に入りの500円ワインと煙草。それに菓子パンとチョコレート。
千円以内のお買い物。
そのコンビニからだと、バス亭に戻っても意味がなさそうなので、
歩いて帰ることにした。
キツイ坂道を重い荷物を持って歩く。
もう少しで私の家の近くのバス停だ。
そこへ、バスが私を追い越していく。
むむうう。
私の選択は正しかっただろうか?
170円払って、楽に家に帰ること。
それが私のもう一つの人生。
約千円使って煙草とお酒とお菓子を手に入れて、坂道を登る私の人生。
どっちの人生が正しかったと思う?