<狂というあの日>
崩れ落ちる私 抱き止めてくれなかった
狂ってゆく私 引き戻してくれなかった
あなたは冷たい瞳で 一瞥して立ち去った
私は赤いキャンディ 口いっぱいに頬張って
死の世界に逃げ込んだ
あなたはそれでも追ってきてはくれなかった
約束したのに
何処までも一緒に行こうと あなた言った
いつまでも二人離れないと あなた誓った
私は待っている
荒廃した死の世界の入り口で ただ一人待っている
黒いウェディングドレス着て待っている
裏切りの鎖で縛られたあなたを
何十年でも何百年でも待っているわ
たとえ この身が滅びても
恨みの絆は断ち切れない
私の今日はあなたがいないと終わらない
モドル イッコモドル