5/31/2003/sat
今日で退院して一週間。
災厄の嵐だった5月も終わり。
長い一ヶ月だった。
友人がメルで「ワールドカップから1年ね」と送ってきた。
へー。そうだよね。そうなんだよね。
なんとまあ、長い1年だった。
一年前のことなんて前世のことみたいに遠い。
あまりにもいろんなことがあった。
どうも21世紀になってから星回りが悪いようなので、このへんで変わりたい。
いいこと探しに外行こうぜ。
5/28/2003/thu
昨日と打って変わって調子いい私。
部屋の片付けをして、シェリーの散歩に行き、洗い物をした。
ふう。偉い偉い。
昨日はね、東銀座まで映画観に行ったのだ。
私の愛するラルクアンシエルのハイドが主演の映画「MOON CHILD」。
もう今月一杯ぐらいで終了なので。
公開されてすぐに観に行ったから、二回目。ばかでしょ?でも好きなんだもーん。
でも、そのおかげで力一杯ものすごい頭痛に襲われてしまったけどね。
全くよわっちい私。
でも、コレに懲りずに外に出ようと思う。
強くならなくちゃ。
不眠症は相変わらす続く。
これさえなければ、精神科になんて通うの止めちゃうのに。
私はよく夢を見る。眠りが浅いせいだろう。
それで、よく覚えている。
しかも、会いたい人に会える。
昨日は前の入院仲間達と青い夜明けの海を見に行った夢だった。
幸せな夢。
最近は情緒が安定してるせいか、悪夢は見ない。
しかし、眠れない。
医者は私のこと信頼してないので(当たり前)、少量の弱い眠剤しか出してくれないのだ。
眠剤飲んで、頭がくらくらして目がしばしばするまで本を読まないと寝付けない。
寝付いても、麻痺した右足がピリピリと痛んで目が覚める。
まあ、仕方ない。
それが私の選んでしまった人生なのだから。
いつかまたこの不眠症が私を凌駕するほどに重くなる時が必ず来る。
その時に、私がどう立ち向かうかが、人生の建て直しが出来るかどうかの分かれ目だろう。
私は必ずまた闇につかまる。
わかってる。繰り返すのだ。いつまでも終わらない。人生なんて悪夢のロングラン上映。
でも、私はもう飲み込まれて濁流に流されない。
きっと切り抜けてみせる。
と、今から自分に暗示をかけて強がりを言っておく。
いつか本当に強くなれるように。
5/27/2003/wed
頭痛が。頭痛が。頭痛が。
激しい。
頭痛再襲撃されてます。
うーん、人が一生懸命「生きよう」と頑張ろうとしてるのに、
誰かがハンマーでガンガン頭殴ってます。
電波飛ばして頭締め付けてます。
嘘です。
緊張病だろうと思います。
今日、外に出たので。
頭割れそうなので、もう寝る。
5/26/2003/mon
前向きに生きる決意をしていても、なかなか体はついてこない。
薬の大量服用により、肝臓などが疲れているようだ。
全身のだるさが抜けない。
起き上がれない。
参った。
しかし、焦らずゆっくり休もうと思う。
今は明るく「何もかもどーでもいいやー、あははー」と思ってる。
投げやりみたいだけど、そうやって重く圧し掛かってきそうな未来に対抗するの。
それにしても、今日の7時半頃の地震すごかったね。
うちのマンションはガタがきてるし、5階なので、揺れが激しく長かった。
寝転んで本読んでたんだけど、ぎっしりぐちゃぐちゃに本が押し込んである本棚が倒れてきそうになって焦った。
あ!しまった。今日、東京タワー見るの忘れた!
うちのマンションから遠くに見えるのだ。
今日は「マトリックス・リローテッド」の宣伝の一部として、東京タワーが緑色に光ると聞いていたのに。
今見に行ったら、もう消えてた。
むむう。残念。
5/25/2003/sun
普通日記に移行。
2003年5月が二つになっちゃった。まあいっか。
なんとまあいろんなことのあった一ヶ月。
五月初めのゴールデンウィークがものすごく遠い。
私は自殺を図り、生死の境を彷徨い、目を覚ますと肺炎にかかり、駅前の大きい病院の7階の個室に監禁され、
感染症なので隔離され、孤独に窓から遠くに見えるうちのマンションを眺めてた。
そこから解放されると、精神病院に閉じ込められた。
毎日、うちに帰りたいと言っては泣いてナースさんや先生を困らせた。
しかし、驚きだ。
私が泣くなんて。
私は今までほとんど人前で泣いたことなどない。
二年前に私の心が死んだと思った時からは、自分の前ですらほとんど泣かなかった。
いつでも、涙は胸のうちで流れて傷を作ってきた。
でも、今は泣ける。
苦しいけど、涙を流せる自分が嬉しい。
今回で3回目の入院だったけど、ナースさんたちも私が泣いて心のうちをあかすのを喜んでくれた。
先生も私の愚痴にうんざりしながらも、泣く私を興味深げに見ていた。
二年前に私の心は死に、幽霊のように彷徨い迷い、今ようやく復興する街のように動き始めた。
もう一度やり直すんじゃない。
感情が戻ってきたんじゃない。
新しい芽がふきはじめたのだ。
人生って不思議なものね。
絶望を知り、失望を踏み台にして、私は顔を上げ生きようとする。
どうせ私のことだ。きっとまた死にたくなるだろう。きっとまた全てを放り出したくなるだろう。
でも、大丈夫。
もう一人じゃないって思えるから。