7/31/2004/sat

朝方に眠っては目を覚ます。
眠剤を追加する。
眠る。夢を見る。
母が私の部屋を出入りする音でまた目覚める。
眠剤を追加する。
エンドレス。

夏はステキ。
何もかも輝いているから。
私は狂気の闇の中からその輝きを見つめている。

いいのさ。
私はこの世界の住人ではないんだからね。
作り出した光を追い求め続けて朽ち果てていくのさ。

私だけじゃない。
みんな苦しいはず。
私は恵まれている。

そう思ってもこの苦しみは消えない。

永遠に。延々と。






7/30/2004/fri

夢だよ。それは夢。夢なんだから。
だから大丈夫。
ちゃんと目を覚ませば、ほら。
この地獄のような現実が待っている。
そんなに涙を零さないでいいんだよ。それは夢だから。
これからもっと涙を流さなくてはいけないんだから。
さあ、もう一度悪夢の中に戻っていこう。




7/29/2004/thu

ちょっとネット上のことで凹むコトがあった。
解決はしたけれど、やはり凹んだ。
現実世界と折り合いの付けられない自分。
ネット世界では居場所があると思ってた。
でも、それも幻想でネットの二次元とはいえ、そこも現実なのだ、と思った。

私がこの世界からいなくなっても、ネット世界の友人達にはわからないだろうね。
そういえば、最近見ないね〜と言って忘れ去られていく。

そう。
忘れていくのだ。
誰も私がいたことなど思い出しもしないだろう。
現実とネットの違いはそこなんだ。
現実世界では、私が死んだら悲しんでくれる人が幾人かはいるのだ。
時間が経てば忘れてくれるかもしれない。
でも、一生忘れられずに傷になるかもしれない。
私の中にもそういう人達がいる。
忘れられない彼岸の人々。

でも。
でも、私は死にたいんだ。
この世界から立ち去りたいんだ。
全てを終わりにしたいんだ。
何もかも捨ててしまいたいんだ。

卑怯で自分勝手で自己中なのはわかってる。
なんとか、この世界に留めておこうと「努力」したつもりだった。
まだ足りない?
そうだろうね。足りないんだね。
まだまだ苦しまなきゃならないんだね。

でも、もう、疲れ果てたんだ・・・・・・・。


ごめんね。言い忘れたけど。ママ、誕生日おめでとう。明日の朝、必ず言うよ。私の最愛のママへ。





7/28/2004/wed

この前の流血の大惨事で、右手手首を切って縫ったので抜糸に行ってきた。
今日は父も家にいたし、出かける際の揉め事は起きなかった。
父は酒を飲んでない限りは、昔のように私を愛する優しい男だ。
それに、この前の大騒ぎで私の錯乱ぶりに恐れをなしたらしく、
今朝早くも一瞬怒鳴り声が聞こえたが、すぐにやんだ。
脳細胞が酒にやられているから、きっとまたしばらくすれば忘れてしまうのだろうけど。

居間の絨毯が私の血でステキな血飛沫模様になってしまったので張り替えるそうだ。
私は素直に「すいませんでした」と言ったが、父は笑っていた。
この人の思考回路はどうなっているのであろうか。

私は確実に死に至る方法を考えている。
過去4度も失敗があるので、今度こそ未遂に終わりたくない。
私は死を恐れていないと思う。
決心がつかないのは未遂になってしまうのが怖いからだ。

死を望むのは狂っているか?
私はやはり監禁されるべきなのか?
そこまでして生きる価値はあるのか?
私の魂に刻まれた死への渇望の宿命。
病んだ精神は誰のせいでもなく何のせいでもなく、持って生まれた宿業。
何度人生をやりなおしたいと思ったか。
それでもきっと、私は同じ人生を歩むだろう。

私が「薬屋」と呼ぶ神経科に通っているが、そこでは診察は最初の一度しか受けていない。
最後にかかりつけの精神病院で診察を受けてから半年が過ぎた。
友人達は無意味だと思っても、診察は受けたほうがいいと言ってくれる。
私は外面がいいので、内面のドロドロと渦巻く狂気を他人には見せない。
私の主治医も私の狂気に気づかない。
「死んではいけません。周りの人が悲しみます」「あなたは生きるべき力があります」
そして薬。
私の苦しみなど聞いてはくれない。解決してくれない。

この世界にはもううんざりなんだ。
母を悲しませるのはしのびない。友人達と別れるのは寂しい。
でも、それを凌駕するほどに死は魅惑的だ。

私にはわかっているんだよ。
それはただ単に「社会」に受け入れられない自分を自虐的に蔑んでいることを。
それはただの現実逃避だということを。

いいのさ。
それが「私」
いつまでも、この暗闇の空間でぶつぶつ独り言を呟いてるがいいさ。
その「瞬間」がやってくるまで。





7/27/2004/tue

サボっていた歯医者に行った。
当然のごとく、例のごとく、揉め事は起こって私は錯乱した。
もう私は「母の歪んだ愛情」という鎖でがんじがらめだ。
彼女の不安を取り除いてやることすら出来ない。
母は私を追い詰める。
私が母を追い詰めてきた。

前のバイト先にも貰ってなかった給料を貰いに行った。
バイト先の人々は私のやつれきった顔を見てひいていた。

自分の空虚さを埋めるためにホラービデオを3本借りてきた。
血が飛び散っても背後に誰かいても、何も感じない私がいた。
現実にあり得ない恐怖と戦う人々を見ても何とも思わなかった。
私は私の狂気に怯えているのだから。





7/26/2004/mon

朝11時頃、ふと目が覚めた。
母は買い物に行ってるようだ。
ピンポ〜ン。と誰か来た様子。
ドアを開けてみると、まるで浜崎あゆみのようなMちゃんが立っていた。

彼女は私と私の母を心配してわざわざうちを探し出して来てくれたのだ。
とにかく病院に行こう、と。
すごくすごく嬉しかった。
私は本当にいい友人に恵まれている幸せモノだ。

しかし、買い物から帰ってきた母に話をすると拒否された。
私の付き添いでもいいから、と言っても拒否した。
以前は送り迎えもしてくれていたのに。

Mちゃんは話し合っていつでもいいから連絡して、と言って帰っていった。
本当に本当にありがとう。

その後、母にその話をしてみたが、母は全然違う話をしていた。
天気を見て、「雷が来る。怖い。どうしようどうしよう」としか言わなくなった。
私の話など何も聞いていないのだ。
病院に行って診察してもらって、はっきり「病気だ」と言われるのが怖いのだろう。
「自分でもおかしいと思うんでしょう? 不安なんでしょう?」
と聞いてみるとうなずく。
「だったら、私と一緒に病院行こうよ」
と言うと、何かモゴモゴ言い訳しながら洗濯物を取り込みに行ったりしてしまう。
「ねえ、ママ・・・・」
「ほら、あんなに黒い雲が来る。雷だ。怖いよ。どうしよう」

私は諦めて自分の部屋に行って本を読んで現実逃避をした。
母は母は何度も私の部屋に入ってきて、「どうしようどうしよう」と繰り返す。
「うちはマンションだから大丈夫。浸水もしてこないし、落ちても平気」
そう言っても聞いてない。
「どうしようどうしよう」
「じゃあ、私にどうしろって言うのさ? 雷にこっち来るなって言えばいいの!」
とうとう私が泣いてしまった。
すると母は、「ごめんなさい。もう言わないから。寝て。もう寝て」
と言って、布団を敷く。
眠ってしまえば災厄も過ぎていくと考えているのだろう。
私は自分の無力さに泣いたのだ。
私は母に安心感を与えてあげられないから泣いたのだ。
私の狂気が母をここまで追い詰めたと思うから泣いたのだ。
寝て起きても、そのことは変わらない。

私にはもうどうしたらいいのかわからない。
無責任に全て放り出して死んでしまいたい。

でもダメだ。
なんとかしなくては。なんとか。なんとかしなくちゃいけないんだ。

Mちゃん、本当にありがとう。






7/24/2004/sat

私は純粋でありたいと願った。
自由になりたいともがいた。
なのに、こんなにも汚れてしまった。
がんじがらめの自分を作り上げてしまった。

綺麗でいるためには何物とも接触しないでいなくてはならないと考えた。
何物にも侵食されてはならないと思った。

でも、この世界ではそんなこと無理で。
死という出口しか見つけられなくて。

それは間違ってるという。
人生に無駄も間違いも無いという。

何を信じればいい?

ハ!
今更何かを信じたいって?

何もわからない!聞こえない!見えない!私は知らない!
混乱させないで!これ以上、狂気の淵に引きずり込まないで!

自分をよく見ろ。
お前が悪いんだ。






7/23/2004/fri

家出して戻ってから初めて父と顔を合わせた。
一言、「いろいろとすみませんでした」と頭を下げたら
「うむ」と言って終了した。
あの狂乱の流血の大惨事はなんだったんだ。

それよりも、私の顔が浮腫んでいることを心配していた。
極限の鬱状態だったので、ひたすら眠剤を飲んで無理矢理眠っていたせいだろう。
目つきもやばかったらしく、ボーっと何処を見てるかわからない顔をしていたようだ。

母は頻繁に私の部屋に出入りして、眠り続ける私を何度も起こした。
覚醒するたびに、私は何も言わずに涙を零した。

友人が私と母を病院に連れていってくれるとメルをくれていた。
私は有難くて涙を零した。

私はまた狂気の入り口に足を踏み入れている。
繰り返すのだ。
何をどうしても逃れられないのだ。


私は憎悪と怨念と執着の黒い長い髪を切った。
そんなモノを切り捨てたところで何も変わりはしないのだが。


私は何処か遠くへ行ってしまいたい。
誰も手の届かないところへ。
誰も私を愛さないところへ。
たった独り旅立ちたい。
全ての執着を捨てて。
そして生まれ変わりたい。
今度こそ母と幸せになれる人生に。

確実な死を選ぶことが出来ない自分に吐き気がする。
前向きな自分を保てない私に深い憎しみを覚える。
何故にこんな苛酷な人生を歩んでいるのだろう。

この夏を私は越えられるだろうか。






7/22/2004/thu

何も考えたくなくて
何も感じてたくなくて
自分の存在も
人生という袋小路も
死という逃げ場も
全てが厭わしい。

目覚めては眠剤を飲み、目覚めては眠剤を飲み・・・・・・・

どうしてこんな苦しみのなかにいなくてはならないのかわからなくて。
夢の世界に逃げ込んだ。
思い出すのは痛い思い出だけ。
思い起こすのは後悔だけ。
感じられるのは失望だけ。
行き着く先は絶望だけ。

自分が不幸だと思ってしまえば簡単。
悲劇のヒロイン気取って「私ってかわいそう」って思っているだけならば簡単。

私は「シアワセ」なはずなのに。
友人に恵まれていて、心配してくれる人がいて、「家族」がいて。
五体満足。目が見える。耳が聞こえる。口が利ける。
音楽や本やPCや趣味もある。
「シアワセ」

なのに心だけが腐ってる。病んでいる。血まみれになってる。
狂気をはらんだ精神が私を闇に突き落とす。
ボロゾーキンを最後の最後まで絞るような苦しみ。


もう人間という存在をやめたい。
死ね。





7/21/2004/wed

掲示板、メル、メッセなどでのメッセージありがとうございました。
ご心配おかけして申し訳ありませんでした。

激鬱状態入ってるとこに、生理炸裂で不眠も酷く精神状態最悪なとこに
酒乱親父が早朝から母にキレてたので、
私もキレてしまい、ガラス叩き割って包丁持ち出しての流血の大惨事となっていました。
さすがの酒乱も私の錯乱振りに辟易して、出血もひどかったので
またもや救急車出動。
記憶が曖昧でところどころしか覚えてないのですが
救急隊員の方々に取り押さえられて、それでも喚き散らして病院に担ぎ込まれた様子。

手当てが終わって、家に戻ると父が「出てけ!」と騒いでいるので
「言われなくても出て行きますから、ご心配なく」と言って、荷物をまとめた。
父は私を殴ったけれど、無視。
母は、鬱になってから初めてキレて父を突き飛ばして「黙ってて!」と叫んでいた。
私には、「行かないでくれ、ママを一人にしないで」と泣いて縋っていた。
3時間程、母は私の荷物を抱えて私を部屋から出すまい、と私の部屋のドアの前から動かなかった。
私はもう何も言えなかった。
今この時点で父と同じ屋根の下にいることには耐えられない。
しかし、母を一人置いていくことには心引き裂かれるほどにしのびない。
どうしたらいいかわからずに、ただただ涙をポロポロ流していた。

結局振り切って家を出た。
幼馴染の一人が都内で一人暮らしをしているので、そこへ身をよせた。

心はボロボロで精神はズタズタだったけど
幼馴染の存在と、前からチケットを取っていたライブのおかげで
なんとか表面は正常を保った。
ライブで何も考えずにひたすら踊り狂って滝のような汗と共に
己の汚いどす黒い想いを流した。
深夜、幼馴染達と話して過ごして、自我を保った。



今日、ガラスで切った怪我の手当てのために地元に帰還。
そこの大病院は込み合っていて3時間も待たされた。
久々にパニック発作の前兆が出た。
疲れ果てて、実家に戻り眠った。不穏な夢を見た。
父は帰りが遅く、今日は顔を合わせていないので、今後どうするかは未定。

体中が痛くて意識がボンヤリしていた。
ライブで暴れすぎたせいかと思ったが、よくよく自分の心の中に深く沈んで考えてみると
それは「緊張感と不安感」のせいで、体が硬直しているのだった。
私は今、宇宙の辺境の惑星にたった独りになったような気がしているのだ。
今まで私を許容してくれていた父が、今は私をはっきり憎んでいる。
今まで私を守ってくれていた母は弱っていて、私を支えてくれる力はない。
友人達は全力で、サポートしてくれるというが、私の性格上、人に迷惑をかけることが心苦しい。

眠剤で頭の回線が混乱していて、母との夕食のあと、PCの前で椅子に座って硬直していた。
様々な心を締め付けるマイナス思考が駆け巡って動けなかった。
私の様子のおかしさに母が部屋に入ってきた。
心の中では「助けて!助けて!」と絶叫していたけれど
母に負担をかけたくないので黙って、母の言うことに従って
椅子から降りて布団に入った。
でも、自分でも自覚のないままに母の腕を力弱く掴んだ。
あとからあとから涙が溢れてとまらなかった。
母は「どうしたの?何かあったの?泣いてばかりいないで何か言って」と手を握ってくれた。
私は絞り出すような声で「私には居場所がない。生きてる価値も死ぬ意味も何もかもわからない」と
途切れがちの低い声で、ようやく本音を言った。
私は自分の苦しみを現実実世界では口に出しては、ほとんど言わない。
でも、限界で。
死にたいのに助けて欲しくて。
今の母に言っても負担になるだけなのに。
涙はとめどなく流れる。
精神は終わることなく血を流す。
「泣かないで。泣かないで。一人で悩まないで。二人でいれば大丈夫」
母の細くなった腕を掴んで、いつまでも泣き続けた。
決して決して言ってはならない禁句。
<生まれてこなければよかった>
誰にも言ってはならない。
私のギリギリに締め上げられた心の奥底の本音。

私はどうしたらいいのかわからない。
自分の力で自立することの出来ない私は、誰かに寄生しなくては生き抜くことは出来ない。
生も死も選べない。
生を選べば、修羅の道。
死を選べば、私の大切な人々に傷を残す。

何をどうすればいいのかわからなくて。
自分が呪わしくて。
でも、ただ黙って涙を流すしか出来なくて。


もう存在することに耐えられない。







7/15/2004/thu

ダメだ。
あの言葉を使ってしまう。

死にたい。






7/14/2004/wed

あの酒乱親父、殺してしまいそうだ。
いつかまた私の頭の回線の何処かと何処かが繋がったら実行してしまいそうだ。
自分が狂い出す恐怖。
それすらも、無感覚になっていく。
自分以外の人間に刃を向けることなど許されない。
「理性」とはなんだろう。
こんな脆いモノでも、皆すがって生きているんだろうね。

私は自分が一番信用ならないから、
明日も父は家にいるので、自分を外へ出そう。
まだそれくらいの「理性」は残っている。

本当は遠くへ。
遠くへ行ってしまいたいんだ。
誰もいないところへ。
私などに誰も傷つけられないところへ。
自分を追放しなくてはならないのに。

母の存在が私を引き止める。





7/13/2004/tue

今年最高気温を記録した今日。
眠剤買いに病院行ってきた。

帰りに電車の中で親友にばったり会った。
こういうこと私にはよくある。
ここ数年、外出しなかったから忘れていたが。
この前のテルのライブに行ったときも、ふと気づくと電車の中で本人目の前にいた。

あまりの暑さにへばって帰ってすぐ眠剤飲んで寝たが、
効き過ぎて、起きたら深夜1時半頃。

今日は意識朦朧なので、ブログ書く気力ナシ。

深夜、他に持ってる自サイトのチャットに独り言書いてたら、幼馴染出現。
普通に昼間働いてる人なので、びっくり。
いろいろ話してたら、もう一人の幼馴染がだいぶ前に失恋していたらしい。
しかも、先月会ったときには、もう別れてたらしい。

なんかちょっとショックだった。
彼女は私には何も言わない。弱音も吐かない。
でも、もう一人の彼女には言うんだ・・・・。

そりゃ、私は危痴害病だし自分のことで精一杯だからっつーのもあるのかも知れない。
だから、私には言わないのかも知れない。
でも、友達なんだから。親友なんだから。唯一無二の幼馴染なんだから。
少しくらい、私にも甘えてほしかった。

でも、お互い様か。
私は自分の苦しみを彼女らには言わない。
この場所でブツブツ書き込んでるだけで、他の誰にも現実世界では言わない。
言ったとしても、冗談に紛らわせてしか言わない。

生きていくことでの苦しみ、悲しみ。
それは口に出しては言えない事。
私が彼女の悲しみに気づいてあげなければいけなかった。
私は自分のことでいっぱいいっぱいで自分のことしか考えてなかった。

思いやりの無い人間はこの世から抹殺。







7/12/2004/mon

今のところ、私を立たせてくれているモノはライブしかない。
来週はじめにある、オレンジレンジ(ヒップホップユニット)のチケットをネットオークションでGETした。
どうしても、どうしてもダメだ。
何か「光」を見つけないと呼吸が出来ない。
偽りの光でいいんだ。

昨日、テルのライブに出かけるときは、先日のコトがあったので
母は、あんまり引き止めるようなことは言わなかった。
でも、出かけてる間に携帯に電話&メルが10件くらい入ってきた。
全部に出ていたらキリがないので、ライブが終わった後、今から帰ると電話を入れた。

今日も夕方に会社帰りの友人にCDを渡すだけだから、と言って外に出ようとしたが
また混乱して大騒ぎしそうになったので、20分で帰ってくる、と約束して出てった。

私は母との約束を守っている。
何時までに帰ってくる、と言ったら、ちゃんとその時間に帰る。
どうしても間に合わないときには、電話を入れる。
遊びに出てって、そのまま朝まで帰らないなんてことはしない。
ママを置き去りになんてしない。
でも、いつまでもこんな状態は耐えられない。
ママは病院に行くことは断固拒否するし、だからと言って私も一緒になって家に閉じこもってるのも嫌だ。

私はどうすればいい?
闇の世界。そこは私の世界。私だけの世界。それなのに。

先日行けなかった歯医者に明日行かなければならない。
その後、テルの見舞いに行きたいが、今の母の状態では今週はおとなしくしてないと
来週のライブのとき大変なことになる。

何より私を無気力にさせるのは、ソレはどっちにしてもトラブルは必ず起こる、という事実だ。
ライブに行くからね、と言っておいても
今週は家にいるから、と実証してみせても
無駄なのだ。
どっちにしても、出かけるときに、母ともめることは間違いないのだ。


私が彼女を壊したのだ。その報いなのだ。
そして、二年前に死んだ祖母がいれば、ママの母さんがいれば、まだ違ったかもしれない。
どんなに離れて暮らしていようとも、自分の母がいるかどうかは大きいと思う。
私は母がいなくなってしまったら、存在理由は何も無い。






7/10/2004/sat

昨日、またやってしまった。
朝、歯医者行くために早く起きた。
そしてそのまま友達に会いに行ってくる、と言ったら
母が「ダメ!ダメダメ!絶対ダメ!行っちゃダメ!どうして行くの?もう帰ってこないの?」
と喚き始めて家中をウロウロして私にまとわりついてきた。
私もなんだか疲れていてイライラしていたものだから、
思わずキツイ口調で「なんで!なんでそんなことばっかり言うのよ!」と怒鳴ってしまった。
でも、頭の中でいろんな声が聞こえてきて

>自分がイライラしてるからってママに八つ当たり?・・・・・・・・・
>静かに説得すればママだって混乱は収まるよ。・・・・・・・・・・・
>だいたい、誰のせいでママがこんなことになったのさ?・・・・・・・・・・
>だからって、あたし監禁されてるみたいじゃん?・・・・・・・・・・・
>あたしに自由はないの?あたしは外に出ちゃいけないの?・・・・・・・・・
>ママに振り回されっぱなしで、もう限界だよ・・・・・・・・・・・
>お前が危痴害炸裂してた時、ママはどうしてくれた?・・・・・・・・・
>いつも一緒にいてくれただろう?・・・・・・・・・・
>お前に自由なんか無い。・・・・・・・・・
>それがお前の罪と罰・・・・・・・・・・・・・
>全部全部全部。お前のせいだ。お前のせいだ。お前のせいだ。・・・・・・・・・・・・・・

私は自分が発狂する寸前を見た。
そして、その後に起こるであろう光景を見た。
私が叫び出して、包丁で自分と母と父を血まみれにする紅い部屋。


ダ メ ダ

ダ メ ダ

コ ロ シ テ シ マ ウ

タ イ セ ツ ナ ヒ ト ヲ コ ワ シ テ シ マ ッ タ





私は意識を閉じた。
もう何も聞こえない。見えない。感じない。考えない。
私は何者でもない。何もしなくていい。
現実世界との回線を切った。



気がつくと自分の部屋で布団の中で眠っていた。
午後3時くらいになってた。
夢の中で誰かに子供のように抱っこしてもらっていた。
安心しきって体をもたせかけていた。
でも、目覚めれば、私は独り。
もう助けてくれる腕は無い。



起き出して、家族三人で夕飯を食べた。
私は一言も口を利かなかった。
夜に母が私の部屋に入ってきて、「もうママと口利いてくれないの?許してくれないの?」と
涙を浮かべて謝りに来た。
私は黙っていた。
どんな言葉も思い浮かばなかった。
「ごめんなさい・・・・ごめんなさい・・・・」と、泣き続ける母。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・もう私のこと監禁しないで。必ず帰ってくるから。だから出てって」


私は冷たい薄情な人間。
涙も出やしない。
もうママは壊れてしまったのに。
責めるべきは私。謝罪するべきは私。罪を償うのは私。


ねえ。
神様とかいう人。
運命とかいう物。
どうしてこんあ酷い仕打ちをするの?
私が死ねばよかったのにね。
今すぐにでも死んでしまえばいいのにね。
それなら満足なのか?
この泥沼の人生に後何十年も苦しみもだえ続けていけば満足なのか?
これ以上、私から奪うモノはあるのかい?
私はバカだから、もう何もかもわからない。
失ってみなければ、こんな大切なモノがあったことわからないんだ。
アハハハハハハハハハハハハハ
ほんっとうにバカだね。
死罪に値するほどのバカだね。

さあ、災厄を運ぶものどもよ。
私の元へおいで。
私を焼き尽くす程の炎をちょうだい。
そのかわり、ママを安全なトコに戻してあげてよね。
その条件が叶うなら、悪魔にだって魂を売るわ。







7/8/2004/wed

夏なもので、傷だらけの腕をして歩くのもなんなので、
外に出るときはリストバンドをしている。
なんだかいろんなことにイライラする。
何をしてるんだろう。
こんなところで。
圧倒的な光が欲しい。
でなければ潰されてしまう。

何故、僕はここにいるんだろう・・・・・・





7/7/2004/tue

手首がボロボロになってく。
何も不満じゃない。何も不安じゃない。何も感じてない。
そう。
何も何も何も。
私は何も感じてないのだ。
無気力。無感覚。
こんなことじゃダメだとわかってる。
でも、動けない。
夢の中だけ安心出来る。その世界だけでは私は何の違和感も無く存在できる。
なのに、母が何度も何度も出入りするので、眠りの浅い私はいちいち起きてしまう。
お願いだから。
眠りの中にだけは逃げ込ませて。





7/5/2004/mon

頭が混乱しはじめている。
リスカが頻繁になってきている。

過去と現在と夢と妄想が錯綜しはじめている。

ダメだ。
薬を
薬を飲まなくちゃ。
もっともっと。もっともっと。
自我を飛ばすくらい、もっと。





7/4/2004/sun

終焉を告げる電話は新たなステージのことかもしれない。
という内容のメールをいただきました。

そう。人は生きながらにしても生まれ変わることが出来るんだ。
体を殺さなくても、一度死んだ心は春を迎えて光があたればまた芽をふきだすのだろう。

この鬱の中、兄が来た。
きっとこの崩壊家族のことを彼なりに心配してやってくるのであろうが、
兄はすでに、うちの家族の一員ではない。
「他人」という自分の息子が来ることを母は怯える。
私には始終傍にいてくれなければ不安だというが、兄という存在はもう他人なのだ。
母にとって他人は恐れるモノなのだ。


ねえ、ママ。
二人で何処か遠くに行こう。
私が連れて行ってあげるから。
ねえ、だからそんなに泣かないで。
私、ココにいるでしょう?
バカで危痴害だから、ママを救えないかもしれない。
でも、一緒にいるから。何処へ行っても帰ってくるから。
ねえ、ママ。
二人でずっと二人で・・・・・・・・・・





7/3/2004/sat

なんだかとても鬱だ。
悲しくて苦しくて胸がギリギリ痛む。
誰とでもいいから話がしたい。
でも実際に口を聞き始めたら限りなく果てしなく暗黒なことを言ってしまうだろうから
黙って独りで耐える。
だからこんなとこでぶつぶつ自分に向かって話しかける。
わかってほしいわけじゃないんだ。
癒されたいわけじゃないんだ。
救われたいわけじゃないんだ。
ただただ悲しさや切なさや後悔や憎悪や、そういうドロドロした苦しみが
体中を駆け巡って全身の細胞に傷をつけていくんだ。
痛い。
痛いよ。
どうしようもなく自分のことしか考えられない私に吐き気がする。
こんな絶望の沼から抜け出そうとしない私は最低だ。

夢を見たんだ。
私は眠っていて、携帯がなってうつつのまま電話に出た。
それは終焉を告げる電話だった。
私はとても安堵して、また眠りに堕ちる。

でもそれは夢だ。
現実世界は気が遠くなる程延々と続くのだ。






7/2/2004/fri

この前の歯痛地獄に懲りて、真面目に歯医者通ってる。
外に出たついでに眠剤も貰ってきた。
本屋とCDショップにも行って来た。
用事があるときにいろいろ寄っておかないと、なかなか外に出ないからね。

予想はしてたけど、やはり調子が堕ちてきている。
ラルクライブツアーというお祭り騒ぎが終わってしまったし
バイトも辞めてしまったので、なんともいいようのない無気力感。
深夜のネット世界で遊んで、朝方になるとたった独り。もう誰もいないし何も無い。

ネットの友人で、やはり精神的な問題を抱えている人に
もうこの世を去る時期が来たようだから、と別れの挨拶をされた。
やるべきことはやったし、身の回りの片付けも終了したから、と。
彼は脳腫瘍があるが、治す努力はしていない。その気もないらしかった。
私は、「そう。それが君の正しいと思う判断ならば何も言うことはありません」と言った。
他になんて言えばいい?
私自身、死に取り付かれていて、いつ衝動的に逝ってしまうかわからないというのに、
他人には「死ぬんじゃない、生きてればいいことがある」なんて白々しいこと言えるはずもない。
彼は私と違って、衝動的で無計画な思いつきでモノを言う人間ではない。
ここ1年ほどの付き合いで、彼の考え方、生き方を私なりに理解してきた。
二次元世界ではあるけれど、友人だ。
でも、私には止めるようなことはとても言えない。
その人の人生に私は責任を持てないからだ。
私は間違ってるだろうか。
私は冷たい薄情な人間だろうか。
何が誰にとっての幸せかなんて、他人にはわからない。
私には何も言えない。
私には人を救う差し伸べるべき優しい暖かい白い手がない。